るうてるホームでは毎年、様々な体験をされている当事者の方に講師としてお越しいただき、職員を対象に研修をしています。今年は10月3日㈫に「発達凸凹を知り、職場に活かす~一緒に働くときの心得~」をテーマに、NPO法人DDAC(発達障害をもつ大人の会)代表の広野ゆい先生にご講義いただきました。

 「一人一人の顔が違うように、ひとりひとりの脳も違う」ことを学びました。また、発達障害に限らず、人と人との関係の中での”配慮”とは、一方的で特別な関わり方ではなく、”みんなで新しいやり方を工夫して変更していくこと(合理的な調整・変更・和解)”であることが印象に残りました。るうてるホームに関わる全ての人で、このような関わり合いができる世界を目指していきたいです。

 グループワークでは、自分でチェックをした後、周りの人に自分のタイプを聞いてもらいました。誰かに教えてもらうことで、自分では分からない自分を知ることにつながります。私たちは対人援助職は、様々な人と関わり合うことで自分を成長させてもらえていることを、忘れずに日々努めていきたいです。

 

文・当事者研修担当(杉本・岸川・大野原)